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ROCK DIARY
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2022年7月23日(土) 日々ROCK的な・・・
20代の頃
自由が丘には6年ほど暮らしておりました
当時、80年代はロックが世界中から消え去っていた
時代でした
ベストヒットUSAでもご存知のとおり世界的に
アーティストは売れるものをレコード会社から要求され
往年の60年代、70年代のアーティストは四苦八苦して
いた時代です
ジャズ界も同じ事が言えて、クロスオーバーからフュージョンへ
モダンジャズじたいが80年代は難しい状況になっていました
ぼくたちリスナーはと言えば、この時代ジャズはフュージョンを聴いて
ロックといえば、AORなどのサウンドに耳を傾けなくてはならない
そんな時代背景になっておりました
当時はPCやスマホはありませんので、音楽をかけている喫茶や
音楽情報誌、または中古レコード店でなんとなくこれAORっぽい
という雰囲気のジャケットを選んで来てレコードを買ったものです
この時期、AORが大好きな美容学校の友人も自由が丘に住んで
いましたのでお互いが情報を共有しあいレコードを探したものです
当時の自由が丘はAORな街でした
現在のような主婦の街ではけしてなくて若者の街でした
慶応日吉の女子、フェリスに通う女子など・・
所謂、JJ、キャンキャン系の女子が自由が丘には
多かったんです
街の雰囲気じたいがAORやフュージョンが似合う
感じでした
ソングスがあったし
チャーリーブラウンがあったし
バターフィールドもあった
トップドックもあったし
レノンストーリートや
バナナトリップもあった
MURAもあったしLOFTもあった
ラズベリーヒルも良かった・・・
どの店も自由が丘は自由が丘らしかった
ここに20代の6年間をすごせたのは
気分的にもよかった時代でした
ああ、
ちなみにAORってジャンルは
AORのアーティストっていなくて
アルバムの中からAORらしい曲を選定することが
AORなんですね
けしてAORのアーティストって
いないんですよ!!!
自分たち
リスナーにとって
どのレコードにどんな名曲が隠れているかを
探し出す!
それが、僕らリスナーにとっての楽しみでした
TOTOがボズスキャックスがどのアルバムも
AORだなんて思っている人は
AORを知らない人の話であります
(saika) 2022年7月24日 10:43
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